避妊薬の使用と発がんリスクの関係を長期にわたって調べた研究結果が英医学誌「British Medical Journal」インターネット版に掲載された。「避妊薬の使用が女性の発がんリスクを増大させることはなく、大部分の女性については、発がんリスクを減少させる可能性がある」との結果が示された。

同研究は、平均年齢29歳の英国人女性約5万人を対象に行われました。このうち約半数の女性が経口避妊薬を摂取しており、残りは、一度も経口避妊薬を摂取したことのない女性です。長年にわたる調査期間中、大勢の女性が研究対象から外れたため、研究者らは発がんリスクに関する比較をするために、2つのデータ群を追加。その結果今回の研究結果が得られたのだそうです。

しかし、避妊薬の使用期間が8年を超える女性については、頸部や中枢神経系のがんのリスクが高まるという。その一方で、これらの女性が卵巣がんを患う危険性は低下しているとのこと。更に若い女性では、避妊薬を摂取することで、乳がんの発がんのリスクを低下させることも研究でわかったそうです。

結局がんの全体的な発生率が低下しているもののゼロではないということみたいです。私は避妊薬を使用したことがありませんが、一長一短という気がする研究内容と受け止めました。